2006年11月18日(土)
この時期の被写体と言えば「紅葉」でしょう。 紅葉を撮りに行こうよう、ってね。 何処に行きましょうか。んー、やっぱり「秋山郷」でしょうね。 でも、もう遅いかも。この前、雪降ったし。山の上の方、まだ雪残ってるし。 まあ、でも行ってみましょう。 で、「紅葉」に限らず風景撮影ならば望遠よりも広角で撮る方が普通ですよね。 私の持っているレンズはまだ2本なので、広角側ならばPENTAX DA 18-55mmF3.5-5.6AL しかありません。なので、このレンズを付けていつも通りの設定で撮ってみたのですが液晶で確認してビックリ。なんかすごーい白っぽい。『カメラ壊れた!?』 冷静に、冷静に。 撮った写真の情報を見ると、常に絞り開放になっている様子。 シグマのレンズに変えて確認するとこちらは大丈夫。 ということはレンズがおかしい? レンズの何処が悪いんだ? 見た目何とも無いぞ! 内部の仕組みか? なーんてね。実は思い当たることがあるのです。 先日、釣り上げた鯉の写真を撮る時にこのレンズで撮ったのですが、その時に鯉が暴れて川砂がレンズやカメラにかかったのです。それで、ズームリングやフォーカスリングを回すと少しジャリジャリ言う様になったので、分解清掃したのでした。 電気接点やズーム機構など、元通り組み立てるのにちょっと苦労しましたが、一応各リングともジャリジャリ言うことも無くなりました。この時は組み立てに精一杯で試し撮りをしていなかったのです。で、現場でこんな状態に。 仕方有りません。 シグマの望遠レンズで撮りましょう。 結局またマクロか? Photo 1 こんなカエデがぽつぽつと残っている程度。 Photo 2 あまり奇麗な色と葉っぱで無いのが残念です。 Photo 3 Photo 4 Photo 5 でもまだ根雪にはならないでしょう。 Photo 6 既に葉っぱは全部落ちているので、幹や枝だけの寂しい姿です。 これ、ジグソーパズルにしたら難しそう。 Photo 7 立ち枯れているのでしょうか。 Photo 8 鳥が果実を食べる ー 糞に混じって種子が排出される ー 幹にくっ付く ー 芽吹く でしょうか。 Photo 9 最初、鳥の巣かと思いました。 よく見ると Photo 6 にも幾つか同じ様なものが確認できますね。 Photo 10 なにか食べている様な仕草に見えたけど、何か有るのかな? Photo 11 「へんなのがいるぞー」って警戒の合図を出したのかもしれませんね。 Photo 12 イワナかな、ヤマメかな、何匹か姿が見えます。 Photo 13 根っこに近い部分を良くみると1本の木では無くて多くの樹木がくっ付いている様にも見えます。途中からそれぞれ思う方向に伸びている様な。 近くまで行くのが大変そうなので確認しませんでしたが、今思うと、近くに行って見ておけば良かったと、ちょびっと後悔。 Photo 14 すっかり陽も落ちた中での撮影なのでフラッシュを使用しました。 Photo 15 写真では明るく見えますが実際は陽も落ちた結構暗い中で撮ったものです。 なので、ちょっと全体的にボケ気味です。 帰ってきて PENTAX DA 18-55mmF3.5-5.6AL を再確認。 マウント部分の金属を外して、電気接点を確認しました。 K100Dのマウントの場合、電気接点は5個有ります。 3個、空き、1個、空き、1個、と並んでいますね。 電気接点は小さなピンみたいなものがレンズの回路部分に刺さっていて、それがマウントから覗いています。実はその他に、回路部分とマウント部分を電気的に接続する表に見えないピンがあるのです。その位置は3個ピンと1個ピンの間の空き部分なのですが、これを間違えて1個ピンと1個ピンの間の空き部分にセットしていたのが原因だった様です。こっちの空き部分は、ピンとマウントを絶縁しているプラスチック部品によってピンがマウント部分に接触しない様になっているので、レンズの電気信号がカメラ側にうまく伝達されなかったのでしょう。 これでまたキットレンズが使用できる様になりました。 本当は、分解整備で元に戻らなかったら SIGMA の17-70mm F2.8-4.5 DC MACROでも思い切って買っちゃおう、とも思っていたのですが... これで3本目のレンズは暫くお預けです。 ======================= 撮影データ 2006年11月18日 PENTAX K100D SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO =======================
by taka_imaging
| 2006-11-18 23:59
| K100D
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